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うつ病患者さんへの接し方を知っておこう|何気ない一言に注意

高齢者にもある病

カウンセリング

うつ病になる方は何も若い方ばかりとは限りません。高齢化が進む現代で、寝たきり状態の方やアルツハイマー病の方でもうつ病になり得るので注意しておく必要があるといえるでしょう。他にも、仕事をリタイアして年金で生活を送る高齢者にもこういった病状が見られます。その原因として核家族化が進み、一人暮らしを余儀なくされるお年寄りが多くおり、孤独感を感じてしまうのが原因といえるでしょう。そして、うつのみならず、自分の所有物を誰かに盗られたと思い込んでしまう方もいます。これは、将来誰にでも起こる可能性があるので、寛大な心でお年寄りに寄り添ってあげるといいでしょう。こういったうつ病患者に怒ったり、問い詰めたりするのは逆効果ですので、まずは心を開いてもらえるような接し方をするのがベストです。

高齢にると、記憶力が急激に下がり、私物を自分でどこかに置いたことさえ忘れてしまうので、誰かのせいにしてしまうのです。ですので、そういった環境を生み出さないようにするためには、極力うつ病患者の持ち物に触れないようにするといいでしょう。また、どうしても触れなければならない時は、一言声をかけておくことで、認知してくれるかもしれません。こうした接し方をすることによって、物を盗られたという被害妄想を未然に防ぐことができるようになるでしょう。また、日頃から近所の友達や施設の方など人とコミュニケーションを取れる環境を整えてあげるのも一つの手です。他にも、動物を触るだけで心が落ち着くので、動物と触れ合える施設へ連れて行くのも名案といえるでしょう。

もしも、うつ病患者の方がものを盗られたと騒ぎだしたら、弁明や否定をするのではなく、一緒にそれを探してあげることが重要になってきます。一緒に探すことで、この人は味方だと認識してもらえ、大事にならずに済むでしょう。また、失くしたと思っていたものが見える場所にある場合には、様子を見て探している方を近くに導いてあげるのが賢明です。そうすることによって、探し物を見つけることができ、お互いのモヤモヤを晴らすことができるようになるでしょう。一番大切なことは、起こったり、罵倒するのではなく、どうしてそういった言動をするのかを考えてみることです。寂しさから構って欲しい思いがエスカレートし、そのような発言や行動をしてしまうので、接し方を見直す必要があるといえるでしょう。

こういったことが起こらないようにするには、家族や施設の方もしくは、うつ病患者が一番信頼している方に財布や通帳などを管理しておくことが鍵になるといえるでしょう。そうすることで、お互いが嫌な気持ちになることなく、病気と立ち向かうことが可能になるのです。また、記憶力の低下を回避するために普段から脳トレをしておくといいかもしれません。簡単なものでは知恵の輪やけん玉など頭を使うものが効果的とされているので、試してみるといいでしょう。また、脳トレ専用のゲームなども販売されているので、そちらを進めるのも得策です。それをすることによって、ものを失くしたという思い込みを未然に防ぐことができるようになり、患者さんと良好な関係を保つことができるでしょう。このように、接し方を改めるだけで患者さんの心を安心させることができ、治療にもいい影響を与えるのです。

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